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ワイドショーも扱う狂想曲。 高騰するロレックス相場は下火になるか?

ワイドショーも扱う狂想曲。 高騰するロレックス コピー相場は下火になるか?

こんにちは、Goroです。時計ファンとして20年以上時計を見続けてきたGoroにすれば、近年のロレックス相場は「狂った状態」と言えます。

特にロレックス高騰はワイドショーの「ミヤネ屋」でも取り上げられるほど、「ニュース」にもなった感もあります。この先マラソンや相場はどうなるか、Goro目線で検証します。

ロレックスマラソンとは?

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「ロレックスマラソン」をご存じない方もいるでしょうが、これはロレックスの正規店で、人気モデルの購入のために行列を作り、正規店をいくつもマラソンする姿を示すものです。Goroは2018年頃から知っていましたが、それ以前からあったかもしれません。

Goroの住む関西だとレキシア大阪心斎橋を中心とした正規店舗を営業時間中、希望モデル購入を目指してランナー達は走り続けます。なぜこんなことが起きたのでしょう。

端的に言えば正規で購入したロレックスは2次流通市場で、正規価格(定価)以上で買取されるからです。つまり正規店で購入した人気モデルをそのまま、売却すれば利益が数十万円以上(もしくはそれ以上)になることになります。

もちろんそうではなく純粋にロレックスを求める人たちも、列の中には多くいるはずです。

要するに、時計愛好家以外の人が多く求めるようになったからマラソンが起きるようになったのだと思います。

マラソンのゴールは?
マラソンが起きた要因としてもう一つ、並行価格が正規価格を逆転した事も忘れてはいけません。

正規品は文字通り正規の日本代理店を経由し流通した製品です。それに対して並行品はそれ以外の代理店・商社の流通ルートを経て輸入・通関した製品で、並行輸入品とも呼ばれます。

かつて国内のロレックス販売をリードしてきたのは今のような正規店ではなく、並行販売店でした。

2000年頃まで並行店の価格が正規価格より安く、そのため大半の人達は価格の安い並行店で、ローンで購入するのが一般的でした。時期は忘れましたが、2005年頃からロレックスはそれまでの正規販売網を集約します。

要は数を絞って、正規店ネットワークを再構築しました。結果的に日本ロレックスも流通実態を掴めるようになったとGoroは推測しています。この頃からロレックスの並行店価格が上昇、そして現在のように正規店価格を逆転しました。

更に2019年から日本では特定モデルで、身分証明書を提示する購入制限が実施されます。人気モデルの購入後、一定期間内再度購入できない制度です。しかしこれはさほど効果が無く、かえってマラソンを激化させただけかもしれません。

ロレックスマラソンもこれだけ広く知れ渡れば、結果的に過当競争になります。実際ロレックス正規店で「時計自体棚に無い」という話をSNSで聞くようになりました。

さすがに在庫が無いとなると「マラソンは時間の無駄」と思う人たちが出てくるのは自然です。Goroは今後マラソン自体は無くならないけれど、列の長さは着実に減っていくと考えています。ゴールは近いかもしれませんね。

相場の高騰は止まるけれど、昔の相場には戻らない
この後、ロレックスの相場がどう推移するか、皆さんも気になるところでしょう。これも推測ですが、高騰は止まるけれど昔の相場には戻らないと思います。

Goroのこれまでの経験では、過去のロレックス相場は上昇が緩やかになることはあっても、相場が下がった記憶はありません。もちろん瞬間的な上がり下がりは当然日々あるでしょう。しかし20年近い周期で見れば確実に上昇曲線を描いています。

ロレックスの2次流通市場はグローバル・マーケットです。さらに市場参入者はプロから個人まで年々増加しており、市場規模は確実に拡大しています。

そのため国内相場は海外から大きな影響を受けます。現代における世界中の時計相場はChrono24という世界最大のeコマースサイトで調べる手法が一般的です。こちらで見る限りロレックス相場が急落している傾向はありません。

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Goroが初めて購入を検討したエクスプローラーREF14270は、1990年に発表された現行品の3世代前のモデルです。発売当時の正規価格は30万円台半ばと記憶していますが、これも2000年頃からプレミア価格となったことが特徴です。

2022年2月のChrono24が算出した価値は約91万円になります。2021年12月〜2022年1月にかけて横ばい状態でしたが、再び上昇傾向です。価値の増減は多少あるものの、20年近い周期で見ると緩やかな上昇傾向は変わりません。

やはり昔の相場に戻ることは絶対にないでしょう。

相場高騰・マラソンより円安が怖い?

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ロレックスに限らず、時計相場に影響を及ぼす懸念材料は為替レートです。

特に数年来の円安が日本の時計市場に暗い影を落としていることは間違いありません。2010年時点で1CHF(スイスフラン)=86円だった為替レートは2022年1月時点で1CHF=124円です。

昨年だと2021年1月時点では116円で、1年間で8円上昇、率にして約8%上昇しています。この上昇はスイスブランドは皆値上げで埋めていて、ロレックスも国内正規価格は2022年1月に10%近い値上げをしています。

しかしこの値上げは日本だけでなく、他のアジア諸国でも値上げしているものです。ご存知ない人もいるでしょうが、実はロレックスの国内正規価格は他国より低い料金設定になっています。

例として、シンガポール正規価格を比較するとエクスプローラーで9,840SD、1SD=87円で計算すると、85万6080円です。一方日本は79万3100円で差額は6万2980円になります。これは2022年だけに限らず、それ以前から低い状態が続いていました。

海外からのインバウンド客が日本国内で大量にブランド品を爆買いする背景には日本の低い物価水準があるからなのです。しかも海外からの観光客は免税で購入できるため、今後外国人観光客の入国が再開された場合、再び彼らに爆買いされるでしょう。

しかし、Goroが危惧する「最悪のシナリオ」はこのまま円安が続き、ロレックスの「日本向け輸出」が減ることです。

日本のロレックス正規価格は前述したように同じアジア圏のシンガポールよりかなり低く、ロレックス本国にしてみれば決して旨味のある市場とは言えません。

最新のFH(スイス時計協会)の時計輸出高は日本が4位で、シンガポールは6位と肉薄しています。人口比で考えるとどちらが旨味のあるマーケットかは一目瞭然です。

より売れる市場に商品割当を多くするのは企業としては自然な行為、全てこれら割り当てのさじ加減は会社の考え方と、取締役会の判断次第になります。

僕ら時計ファンができることは日本が、「ロレックスにとってより良い市場」と感じさせることです。

時計愛好家がロレックスを買えるように

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それとロレックスの2次流通市場を理解することも重要です。仕入れ(買取)価格はあくまで業者が設定する価格であって相場ではありません。スーパーコピーブランド仕入れに手数料(利益)を上乗せして販売価格になります。

ロレックス高騰やマラソンを改善するには、やはり健全なマーケットにするのが一番です。正規店から直接時計愛好家だけに届けられる市場こそ、Goroは健全なマーケットだと思います。

相場に左右されることなく、欲しいロレックス購入を目指してください。

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