【拓海】「ぐおおっ……!?」
 思わず背筋を仰け反らせ、俺は低く呻いた。
 ゆきは俺の亀頭を、丸ごとちゅぽりと口の中に咥えこむ。
【ゆき】「むううっ……むっんああっ……ちゅぱ、ぢゅるぴちゃ、ちゅば……
ぴちゃぴちゃ、ちゅぶ……ぴちゃ……れろれろ、ぴちゃぴちゃ……」
【ゆき】「ねえ、聞こえる……はぁはぁ……、咥えてるのよ……舐めてる音……聞こえてる? 
れろれろ……ちゅぱちゅぱ、れろ、ちゅうちゅぱ」
【男】『おお、聞こえるよ……もっと聞かせて……あぁ、そんなエッチな音立てて……
奥さん……はぁはぁ……はぁはぁはぁ……』
 電話口で、男が興奮した呻き声を上げた。
【ゆき】「んふふ、もっと聞きたいの……はぁはぁ……」
【男】『聞きたい! あ、あぁ……聞きたいんだ……!!』
【ゆき】「ふふっ、しょうがない人……ちゅばぶぢゅちゅぼぼっ! ぢゅるぴちゃんぷんぷぢゅぼぼぼっ! 
ぴちゃぴちゃ、ぢゅるぽんぷぷぷ!」
 ゆきは髪を振り乱し、亀頭から根元まで首をピストンさせてくまなくを舐め回した。
 根元まで咥えこんでは、ずるずると音を立てながら、もう少しで亀頭が抜け出してしまいそうなところまで
唇を戻す巧みな尺八。
 彼女が首を戻すたび、上下の唇が内側から、亀頭の形にいやらしく盛り上がる。
 鼻の穴も無様に横に突っ張って変形し、可憐な美貌がいやらしく歪むが、
その卑猥に歪んだ表情までもが何とも艶めかしい。
【ゆき】「ちゅぱぢゅぽ、んぷぴぷぷぴ! ど、どう? 先っぽから根元まで……
全部舐めてあげてるのよ? ねぇ、分かる? 分かる?」
【男】『あぁ、分かるよ……あぁ、下品な音……お願いだ……もっと聞かせて……
はぁはぁ……はぁはぁはぁ……』
 勃起した汚いをしごきながら、男は熱した吐息を電話越しにゆきの耳に吹きつけた。