……フフッ、いい眺めだぞ、乃璃子。
 まさか人気女優の久世乃璃子が、昼日中からこんなところでこんな姿にされてるとは、誰も思うまい。
【拓海】「ナウマクサマンダ、バサラダンセン、ダマカロシャダソワタヤ、ウンタラタカンマン……」
 下卑た内心とは裏腹に、俺は全身に威厳を纏って、真言を唱える。
【乃璃子】「ううっ、い、いやあ……ねえ、お願い、許して……お祓い、
ほ、他の方法で……はぁはぁ……ああ、北城くうん!?」
 乃璃子は剥き出しの巨乳を、できたてのプリンみたいにたぷたぷと揺らしながら、哀切な声音で訴えた。
 彼女を拘束しているのは、いわゆる『おしおきベッド』。
 強力なマジックテープで手首と足首をがっちりと捕らえて動かなくし、
一度拘束されらたらもう逃れることはできないという、エロ度満点のプレイ具だ。
 んふふっ……♪ それにしてもすごいなぁ。
 なんてエロいがに股なんだ、乃璃子……ああ、両足がこんなにも大きく開いちゃって……。
【拓海】「全身を拘束しながら羞恥に耐えるスタイルが、とても効果があるんだ」
【拓海】「逃げだしたくても逃げられないという心理と羞恥心がミックスすることで、
心がより解放されやすくなるんだよ」
【乃璃子】「ううっ、そんなぁ……!? ああ、見ないで……恥ずかしい……」
【拓海】「ナウマクサマンダ、バサラダンセン……」
 乃璃子のシミ一つない美しい上半身をネットリしたまなざしで鑑賞し尽くした俺は、
視線を彼女の下半身に向けた。
 長い足が窮屈な二つ折りにされて、ベッドの左右の端に括りつけられている。
 大胆すぎるほどガバッと開脚させられているため、鼠径部の腱が思いっきり盛り上がり、
そこに濃く深い影ができているのも、いやらしかった。
【乃璃子】「う、ううっ、い、いやあっ……お願い……見ないで……
みちゃいやああっ……恥ずかしい……」
 二つに折られているため、太ももの筋肉が艶めかしく盛り上がっていた。
 ししゃもの腹にも似たふくらはぎは、思わず溜息が漏れ出しそうな淫靡な曲線を描いており、
俺はついうっとりとそこにも視線を止めてしまう。
【拓海】「いいんだ……それでいいんだよ、乃璃ちゃ。もっと恥ずかしくなって……
そうやって心を解放していくんだ……」
 やがて、俺の視線は再び乃璃子の巨乳へと戻った。
 バストサイズ92センチ、Gカップの巨乳が、絶え間なくフルフルと揺れている。
 自分自身の重みに負けて、鏡餅みたいに潰れている眺めが劣情を炙った。
【乃璃子】「ああ、やだ……うーうーうー……おっぱい……おっぱい見ないで……
そんな目でおっぱい見ちゃ、い、いやああっ……!」