| 凍えるような吹雪の中… 俺は、俺の原点とも言える温泉旅館「極楽浄土」へ戻ってきた。 |
あの事件以後、廃館となり、今は見る影もなく無人のまま放置されているが かつて、ここで数多くの女どもを”極楽”へ送ってやった。 浴場や個室に開けた”覗き穴”もそのまま残っている。 |
| 懐かしさを感じながら、薪ストーブに火を入れ、暖をとっていると 突然の来訪客があった。 |
御影蓮と日向唯子。遭難者だ。
思わぬ所で美味そうな獲物との遭遇だが、彼女たちは俺を警戒している。
俺は人の良いおじさんをよそおい、徐々に彼女たちの警戒をといていく。
そんな中、俺は逃亡生活の発端となった「極楽浄土」で、自分の原点、過去を思い出していた。
俺が唯一人愛し、そして最期は裏切られ、犯して捨てた女
| ――沢井郁美。あの女の事を……。 |
その郁美と、遭難した２人の女をだぶらせて思う。
「女なんて、結局は一皮剥けば全て同じ……犯してやるぜ、メチャクチャにな……」
俺は、唯子と蓮を犯すチャンスを虎視眈々と狙う。
そう、俺の目的は「犯す」ことなのだから。
過去と未来が錯綜する陵辱紀行…逃亡者毒島音露シリーズ第４弾！
